
染舞は、9月より新たな舞「染舞(SEMBU)」の本格的な発信を開始する。これにあわせて公式Webサイトをリニューアルし、染舞の世界観と表現を国内外へ向けて発信していく。
光も闇も包み込み、最後は祝福へと向かう新表現

「染舞(SEMBU)」は、「舞い 染め 寿ぎへ。」をコンセプトに掲げる新しい舞である。


歌舞伎の精神を礎に、日本舞踊の所作と美意識、そしてストリートダンスの躍動と身体性を融合させた。伝統と現代が交差する場所に、新たな舞として誕生した。

染舞が目指すのは、観る人の心だけでなく、その場の空間と流れる時間までも舞によって染めていくことだという。舞が始まれば、そこにあった空気は姿を変え、観る人を別の時空へと誘う。

コンセプトにある「寿ぐ」とは、良きことを言葉にして祝い、相手の存在や人生そのものを讃えることである。古くから日本には言葉に力が宿る「言霊」があるとされており、染舞はそれを「舞」という言語によって行うことを目指す。

喜びや幸せだけではなく、悲しみや葛藤、光も闇もすべてを含めて、最後は祝福へと向かっていく。その想いが「舞い、染め、寿ぎへ。」という言葉に込められている。
創始者・染川重樹氏が語る「染舞」誕生への歩みと想い

染舞を創り出したのは、染川重樹(SHIGEKEY)である。神奈川県出身の同氏は、10代でストリートダンスに出会い、HIPHOP、JAZZ、PANKING、LOCKINGなどを修得。プロダンサーとして舞台やアーティストのバックダンサーを務めた経歴を持つ。
20代で役者へ転向し、小劇場での活動を経て、2.5次元舞台やNHK大河ドラマ『八重の桜』などに出演した。その後、日本舞踊への関心から30代で歌舞伎の世界、高麗屋に入門。以後約10年間にわたり歌舞伎役者として活動。女形として舞台に立ちながら所作・呼吸・間といった身体表現を内側から学んだ。

ストリートダンスと歌舞伎という異なる表現文化を、長期にわたり現場で経験してきた同氏が、それらを自身の身体の中で重ね、新たな舞として創り出したものが「染舞」である。2025年に染舞を設立し、作品づくりと表現の確立を続けてきた。

染川氏は、「『舞い、染め、寿ぎへ。』という言葉には、喜びや幸せだけではなく、悲しみや葛藤、光も闇も含めて、その人の存在や人生そのものを祝福したいという想いを込めています。自分はこれまで、ストリートダンス、芝居、日本舞踊、歌舞伎と、異なる表現の世界を歩いてきました。そのすべての経験が、今の自分を作っています。
染舞は、それらをジャンルとして並べるのではなく、自分自身の身体を通してひとつの舞として融合し表現するために生まれました。2026年9月より、日本の魅力を新たな形でより多くの方へ届けるため、染舞の発信を本格的に始めます。日本国内はもちろん、海外の方々にも、まずは染舞を見て、感じていただけたら嬉しく思います」とコメントしている。
今後の活動

2025年の会社設立以来、作品づくりと表現の確立に注力してきたが、9月より、その表現を広く社会へ届けるフェーズへと移行する。当面は以下の3点を軸に活動を進める。

1点目は「発信基盤の始動」。公式Webサイトおよび公式SNSアカウントを本格稼働させ、染舞の世界観を伝える作品や映像、活動情報を順次公開する。
2点目は「国内外への発信」。国内メディアに加え、海外メディアや海外クリエイターへの発信を並行して進める。
3点目は「表現の場を広げる」。舞台、映像、文化・クリエイティブ領域とのコラボレーションなどを通じて、染舞の表現に触れる機会を広げていく。

ストリートダンス、芝居、日本舞踊、歌舞伎と異なる表現の世界を歩んできた染川重樹氏が、自身の身体を通してひとつの舞として融合し表現する「染舞」。発信基盤を始動させ、国内外への発信やさまざまな領域とのコラボレーションを通じて表現の場を広げていく今後の展開に注目したい。
染舞(SEMBU)公式HP:https://www.sembu.jp
© 2026 染舞株式会社 / SEMBU Inc.
(Kanako Aida)